パフィン物語 No.1 飛ぶことを楽しむ飛行機2016.11.29 01:43 鳥のように、空を自由に飛び回りたい。大昔から、人は、鳥の翼に、憧れてきました。ギリシア神話、イカロスの悲劇。大工のお父さんから、翼を作ってもらって、空に、羽ばたいたイカロス。イカロスは、嬉しくて、空高く飛びすぎて、墜落してしまいます。 万能の天才画家、レオナルド・ダ・ヴィンチは、ルネサンス時代に、ヘリコプターのデッサンを残しています。 人が空を飛ぶ夢は、1903年、アメリカの、ライト兄弟が実現し、瞬く間に、飛行機の技術が、進歩しました。飛行機で、郵便を運んだり、曲芸をしたり。生まれて最初のうちは、飛行機は、人の夢を、運んでいました。しかし、悲しいことに、二つの大きな戦争に、飛行機は、利用されてしまいました。夢を運ぶために生まれた飛行機が、戦闘機、爆撃機、と呼ばれ、殺人の道具に、なってしまいました。戦争用の飛行機の技術は、とても、進歩しました。また、列車やバスよりも、早く移動できるので、交通手段としての飛行機も、とても、進歩しました。けれど、鳥のように、自由に、空を飛びまわる、楽しさだけを、追求した飛行機は、生まれませんでした。人が乗れて、楽しめる飛行機、安全に遊べる飛行機、作ったとしても、実現化には、たくさんの壁を、超えなければなりません。でも、たくさんの壁を超え、夢の飛行機を、実現した人がいます。倉敷に住む、石井さんです。石井さんは、さまざまな困難を、ものともせず、誰でも、簡単に、飛んで遊べる、可愛い飛行機を、作りました。(パフィン号と石井さん)飛行機の名前はパフィン号です。パフィン号は、組立キットで、売られています。パフィン号を買った人は、組立図を見て、プラモデルのように、自分で完成させます。パフィン号を、操縦するのに、飛行機の免許は、必要ありません。簡単な、認定申請さえ、あれば、大丈夫です。広い野原が、あれば、鳥のように、飛び回って、遊べます。組み立てたパフィン号は、大きな納屋があれば、入ります。パフィンとは、姿がペンギンに似た、愛らしい鳥のことです。ペンギンのように、よちよち歩きが、可愛いパフィンは、飛ぶことができます。本物のパフィンのように、見た目が可愛い、人が乗れる夢の飛行機、パフィン号が、生まれるまでの、石井さんの苦労、パフィン号誕生に関わった人たち、そのお話が、パフィン号物語です。(パフィン号のデッサン・大江完)パフィン物語超軽量飛行機ウルトラ・ライト「パフィン号」が、空を飛ぶまでの、実在のお話です。フォロー2016.12.10 15:47パフィン物語 No.2 石井さんのお父さんの龍の橋0コメント1000 / 1000投稿
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